医学生の解釈(ブログ)

学生が医学部に入って得た視点など。医者の世界をのぞいた非医療人のブログ。

高齢者が安全に薬物治療を進めるには?認知症への薬

今回は、

「高齢者の薬の取りかた」について、

また、認知症への薬について書いていきます。

 

アドヒアランスadherence

アドヒアランス

薬をどの程度正しく使っているか?という事です。

人間は年をとればとるほど、

記憶力が低下する傾向にあります。

 

そして認知症となれば、

薬の存在を忘れたり、

薬を飲んだか忘れたり

薬をどこにしまったか忘れたり・・・・

 

そんなことがよくあるようです。

そのため、医療関係者は、

高齢者へ薬を処方する際は、

「本人が正しく薬を使えるか?」を

判断して、処方しなければなりません。

(家族の協力があると、とてもよいです。)

 

この、アドヒアランスをよくするためには、

  • 飲みやすい薬にする
  • 薬を飲む頻度を減らす
  • 家族への説明
  • 一包薬(同じ時間に飲む薬を同じ袋にまとめて入れておく)
  • 服薬カレンダー(いつ薬を飲むか等、カレンダー式にしておく)

などが対策として上げられています。

薬を急にやめてはいけない

近年、

「薬が多すぎる、減らせ!」という

流れを感じます。

無駄な部分の薬は、

減らしたほうが良いでしょう。

2つの薬が合わさって、

別の効果が出てきてしまうこともありますから、

減らせる分には減らしたほうが良い面もあります。

 

ただ、急にやめてはいけません!

逆に、急に薬を増やしても良くありません!

 

加齢とともに、体は衰え、

薬の代謝(薬への反応)も

少しづつ変化します。

 

そのため、体内で、

薬がたまりやすかったりもします。

急に薬がなくなると、体が対応しきれなかったりもします。

そのため、高齢者への薬物処方は

start low and go slow

(低用量から始めて、少し筒変化させよ)

と言われています。

 

減らせる分に関しては、

少しづつ減らしていきましょう。

(どの程度まで減らせるか、

 そんな速さで減らすか等は

 医師や薬剤師の方等に聞かれるとよいと思います。)

 

認知症治療薬

ここからは、

高齢者に絡む問題として、

認知症について書きます。

認知症とは何か?定義は?

認知症とは

  • 記憶力の低下
  • 認知力の低下
  • これら低下に伴い、日常生活動作などに支障が出る

以上の3つが主な認知症の基準のようです。

逆に言えば、

多少物忘れが出てきても、

認知症ではないのです。

(認知症でないと、医療保険も適用されません)

具体的にどんなお薬がある?

  • ドネぺジル(アリセプト)
  • リバスチグミン(イクセロン・リバスタッチ)
  • ガランタミン(レミニール)
  • メマンチン(メマリー)

(かっこ)内は製薬名です。

これらが、主な薬となっています。

医学生向けに書けば、

これらは全て、

「コリンエステラーゼ阻害薬」です。

場面によって、

これらの薬を使い分けていきます。

今日のQuestion

正しく、薬を使うために、

自分ができる対策を1つあげましょう。

(自分で考えてもいいですし、記事中の案でも結構です!

 ぜひ、より正しい薬の使い方をしていきましょう!)

 

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