医学生の解釈(ブログ)

学生が医学部に入って得た視点など。医者の世界をのぞいた非医療人のブログ。

骨学(上肢)

さていよいよ解剖らしく「骨」について学ぶわけですが、ここは大切です

 

医学科では骨の名前だけでなく、骨ごとの部位の名前まで憶えてます!

(ここで学ぶ限りはさらっとでいいですが笑)

今後、筋肉や神経が体をどのように走るか学ぶのですが、筋肉の起始停止(筋肉が始まるところと終るところ)などは、骨の部位まで覚えさせられます。

自分はあんまり関係ないと思われたら、図だけをさらっと見てもらって構いません!

 

上肢の骨全体概要

さて、上肢という言葉は聞いたことがありますか?

一般的イメージでは、「腕」ですね。

さて解剖学的には上肢は、上肢帯自由上肢骨に分けられます。

上肢=上肢帯+自由上肢骨

上肢帯鎖骨肩甲骨

自由上肢骨上腕、前腕、手の骨

です。図にすると以下の通り。

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肩甲骨 イ鎖骨 ウ上腕骨 エ尺骨 オ橈骨

ウ:上腕 エ+オ前腕 です。

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これくらいは言えるようになりましょう!

ちなみに、橈骨と尺骨ですが、親指側が橈骨と覚えましょう!

これは概観です。以下細かく見ていきましょう。

 

 上肢の骨各論

肩甲骨

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烏口突起 イ肩峰 ウ肩甲下窩 エ肩甲棘 オ棘上窩 棘下窩

棘上窩、棘下窩は肩甲棘の上と下にあるへこみだからこういう名前、

肩甲下窩は肩甲骨の前面のへこみ、うえというよりしたにあるへこみだから肩甲下窩

と覚えちゃいましょう。

肩峰、烏口突起も重要なので覚えてください!

 

鎖骨

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鎖骨は体表からでも触れることはできます。

全体としてはSの字の形と言えます。

ヒトは鎖骨が大きく、鎖骨があるおかげで、腕を後ろまで回せるのです。例えば、ウシやウマには鎖骨はなく、ウサギも鎖骨が小さいです。これらの四則歩行の動物は、足を背中側まで回すことはないため、鎖骨が小さいと言えます。

動物園などには、これらの動物の骨が飾られていますので、ぜひ機会があれば見てみてください!

 

上腕骨

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大結節 イ大結節稜 ウ上腕骨頭 エ小結節 オ小結節稜 カ鈎突窩 キ外側上顆 ク内側上顆 ケ滑車 コ肘頭窩

 

大結節(稜)、小結節(稜)は多くの筋肉が付着するため必ず位置関係を覚えなければならない(小結節が前)

実は、肘をまげたまま(力こぶを作った状態で)肘を挙げても、腕を高く上げることはできない。これは大結節が烏口突起や肩峰をにつく靭帯にぶつかってしまうためである。(cf.肩甲上腕リズム)

鈎突窩は尺骨の鈎突起、滑車は尺骨の滑車切痕、肘頭窩は尺骨の肘頭と対応して、関節を作る。

 

橈骨、尺骨

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肘頭 イ滑車切痕 ウ鈎状突起 エ尺骨粗面 オ上橈尺関節 カ橈骨粗面 キ下橈尺関節

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橈骨は体の外側(親指側)で、上腕に近い側(近位)で細く、手の方(遠位)では太くなる。逆に尺骨は近位で細く、遠位で太い。

手の骨

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ここでは、手の付け根の骨、

手根骨をおさえましょう。

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ア大菱形骨 イ小菱形骨 ウ有頭骨 エ有鈎骨

オ豆状骨 カ三角骨 キ舟状骨 ク月状骨

 

舟状骨は手にも足にもあります。

ちなみに、英語で書くと、

scaphoid(手)とnavicular(足)で違います。

 

以上覚えることはたくさんありますが、繰り返し復習して覚えてください!

 

 

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