医学生の解釈(ブログ)

学生が医学部に入って得た視点など。医者の世界をのぞいた非医療人のブログ。

議論の仕方・一方的な主張は効かない conflict management を学ぶ~たばこはなぜ無くならない?

「たばこはいけない」と世の中でよく言いますが、

なぜかずっとたばこはなくなりません。

むしろ女性喫煙者の数は

増えていたりもするようです。

 

このような当たり前の話から、

「議論の仕方」を学んでいきます。

 

議論の戦争

たばこはなくならない

「たばこはいけない」という意見は

よく言われています。

政治も禁煙へと流れが向かっています。

 

ただ、なくならない。

なぜか?

簡単です。

たばこで生活している人(たばこ会社の人)

たばこで税金を集めている人

こういう人にとって、

たばこはなくなっては困るのです。

いくらたばこ会社の人間とはいえ、

たばこ会社に勤めるお父さんにも子供がいます。

 

そういう人がいます。

彼らは仕事がかかっています。

命がかかっています。

たばこ、簡単になくなると思いますか?

もちろんなくなりません。

議論は戦争だ

議論は戦争です。

たばこの議論で言えば、

「たばこ会社に勤める人」にとって、

「たばこの禁止」は生活が懸かっています。

命がかかっています。

負ければ、路頭に迷います。

大げさに言えば、死にます。

 

生きるか死ぬかの戦争です。

議論は戦争なのです。

簡単に行える議論ですが、

議論のテーマが大きくなるほど、

議論は戦争の様相を帯びます。

議論の仕方

そのような戦争(議論)

うまく進めていくためにはどうすればよいでしょう?

まず、簡単なゲームをしましょう。

 

うでずもう

あなたは今,40人クラスにいます。

2人でペアを組んでください。

今から5分間腕相撲をしてもらいます。

40人の中で、勝利数の多い2人を表彰します。

賞も付きます。

 

さて、このゲーム、

どうすればよいでしょう。

腕力ある人が勝つでしょうか?

違います。

相手を叩き潰そうとするやつは優勝できません。

頭を使ったやつが勝ちます。

「2人で勝ちを分け合う2人ペア」が

勝ちます。

つまり、最初A君はB君に勝ちを譲り

(早々に勝負を決め)

次に、B君はA君に勝ちを譲る

これを繰り返せば、

腕相撲の勝利数は、

2人がめちゃくちゃ多くなります。

 

賞は2人がもらえるので、

A君、B君二人で賞をもらえます。

議論の仕方

議論の仕方は簡単です。

腕相撲と同じことをすればよいのです。

相手のことを考えて議論する

 

腕相撲で、やったように、

相手を叩き潰そうとする奴は勝てません。

今の煙草の議論と同じです。

相手を叩き潰そうとすると、

相手も負けまいと抵抗してきます。

勝負は拮抗するか、

両者疲れ果てた末で一応の勝利は決まるでしょう。

 

それより、お互いに成果に向けて

歩めばよいのです。

決して、叩き潰しあいをする議論は成功しません。

自分が正義と思うな

自分が正義だと思っているやつは、

上手な議論ができません。

 

相手を叩き潰そうとするからです。

議論は膠着するか、

相手との関係を悪くして決着をつけようとします。

 

これは議論のやり方としては理想ではありません。

いわゆる「コスパが悪い」です。

 

自分が絶対に正しいと思ってはいけません。

相手にも相手の正義があります。

「戦争は正義と正義のぶつかり合いだ」

とよく言われます。

 

お互いに自分が正義だと思っていては、

議論はうまくいきません。

相手により議論の仕方は変えなければいけませんが、

基本的には、

自分が絶対に正しいと思ってはいけません。

相手の話を聞く?効果ある?

「議論では相手の話を聞け」とは

言われますが、

自分が正義だと思う人は

「相手の話を聞いて、その反論を考える」としてしまいます。

僕の書く、真の議論では

「相手の話を聞いて、相手を理解する」

事が大切だと思っています。

まとめると

自分が絶対的な正義だと思わずに、

 相手のことを理解する

これがうまい議論のコツです。

言葉にすると簡単ですが、

実際は難しい........

これが簡単だと思う人は、

かなり珍しいのではないでしょうか。

ぜひ、次から議論するときは、

意識してみてください!

 

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