医学生の解釈(ブログ)

学生が医学部に入って得た視点など。医者の世界をのぞいた非医療人のブログ。

脳神経の分類と覚え方

  一般
体性
遠心
一般
内臓
遠心
特殊
内臓
遠心
一般
内臓
求心
特殊
内臓
求心
特殊
体性
求心
一般
体性
求心
  GSE GVE SVE GVA SVA SSA GSA
動眼神経                
滑車神経

 ○

           
三叉神経                
外転神経               
顔面神経                  
内耳神経               
舌咽神経                   
迷走神経                  
副神経               
舌下神経               

 

いきなり、ででんと表を出しました。

この表の中身、できれば全部覚えましょう!

でも、意味のわからない表を、

わけわからんままに覚えるのはつらいですよね笑

 

ということで、本日の学習、

脳神経の分類について学習していきましょう!

 

脳神経の分類方法

分類の観点は主に3つあります。

1)遠心求心か?

求心性(afferent A)

中枢(脳)からの指令を効果器(体)に伝える

・遠心性(efferent E)

外からの情報や、体内の情報を、中枢に伝える

 

2)体の表面?外部?

体性(somatic S)

体の外から(へ)の情報をやりとりする

(眼や舌の筋肉など随意筋を動かすなど)

臓性(visceral V)

体の内部から(へ)の情報をやり取りする。

(消化管平滑筋など不随意筋を動かすなど)

 

3)特殊か一般か?

3-1)遠心性の場合

鰓弓に由来する→特殊(special S)

鰓弓に由来しない→一般(general G)

 

3-2)求心性の場合

特定の感覚器がある→特殊(special S)

(味覚の舌、嗅覚の鼻、視覚の目)

特定の感覚器がない→一般(general G

 

3つの分類まとめ(使ってみる)

これら三つの分類を合わせて、

脳神経を分類していきます。

 

例えば、舌下神経

1)舌筋を動かします。

遠心性です。

2)また、舌筋は随意筋(自分の意志で動かせる)

なので、体性です

3)そして、舌筋は鰓弓由来ではないので

一般です。

 

これらを合わせて、

舌筋は一般体性遠心(GSE)となります。

 

知っておくとよいこと

表を見たらわかることなのですが

脳神経にSSEつまり、

特殊体性遠心は存在しません

 

具体的にどうやって覚えていくか

表の列(縦)ごとに覚えていきましょう

遠心性

GSE

GSEは舌筋と外眼筋を支配する神経

と覚えれば大丈夫です!

舌筋は舌下神経が、

外眼筋は、動眼神経、滑車神経、外転神経が支配します。

GVE

GVEは腺と平滑筋を支配する神経

と覚えてもらえれば大丈夫です!

具体的には、

動眼神経は、眼球内部の筋、瞳孔を動かす筋を支配しています。

顔面神経、舌咽神経は唾液腺。

迷走神経は腹部の内臓の支配。

と覚えていきましょう!

SVE

SVEは鰓弓から発生と言われても難しいですよね。

すいません。ここは

丸覚えしてください!

三叉神経、顔面神経

疑核(舌咽神経、迷走神経、副神経)

GSEで出てきてない、筋肉を支配する神経です。

 

求心性

GVAとSVA

GVAとSVAは同じです。

味覚、内臓神経に関わる、

孤束核(顔面神経、舌咽神経、迷走神経)

この代表です。

SSA

SSAは内耳神経のみ!!

内耳の有毛細胞が関わります。

GSA

GSAは三叉神経のみ!!

三叉神経は顔面感覚を司ります。

 

まとめ

以上の脳神経の分類は、

医学生なら必ず覚えるものとなるようです。

難しいですが、地道に覚えていきましょう!

 

列でちゃんと理解できましたら、

今度は

動眼神経はGSE GVE」と

神経ごとにさらっと言えるようになりましょう!

かなり格好いいかもしれません。

 

今日のQuestion

下線部に当てはまる言葉を答えよ。

「動眼神経はGSE GVE]と書いたが

「滑車神経は      」

「内耳神経は      」とかける。

 

答えは表を見れば一瞬ですが、

できるだけ自力で頑張りましょう!

 

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