医学生の解釈(ブログ)

学生が医学部に入って得た視点など。医者の世界をのぞいた非医療人のブログ。

運動、学習、何事も効率よくするためには

今回は、運動、勉強で効率を求めている方に送る文章です。

 

前回の記事で運動にせよ勉強にせよ

学習(経験)すると、

記憶として頭に残るという話をしました。

(明示的記憶と暗黙的記憶)

 

では、この記憶をよくするためには、

どのような学習がいいのでしょう?

今回は科学的にどのような学習が良いのか見ていきましょう。

 

 

結論

さて、いきなり結論です。

結論から言いますと、

「学習をして、一定時間あけて、

 また学習をしてを繰り返す」

これが一番良いとされています。

スポーツで言うと、技術練習を一日中しているより、

何日かに分けて少しずつ練習をする。

勉強で言うと、一夜漬けや一日引きこもって勉強するより、

毎日少しづつ勉強する。

 

 

当たり前のようですが、これが一番効率が良いとされています。

 

でも、なぜでしょう?

日本人はコツコツするのを好むと言いますが、

(勤勉ともいわれる)

本当にコツコツするのはよいのでしょうか?

 

ここで、「学習」について学んでみましょう。

 

 

オンライン学習とオフライン学習

ここで、学習と言っても2つあることを知っておかなければなりません。

オンライン学習オフライン学習です。

インターネットの話ではありません!

 

オンライン学習は実際に学習をしている時間

(一般的に、学習、練習していると言われる時間)

オフライン学習は実際には学習していない時間

のことを指します。

 

運動(部活)で言えば、

オンライン学習は実際に練習している時間

オフライン学習は休んでいる時間

と言えます。

 

休んでいる時間まで学習に含めていいのか!

なんて言う方もおられるかもしれませんが、

実際そうなんです。

「休むのも練習のうち」の言葉と少し意味は変わってきますが、

練習(学習)を全くしていない時でも、

体は勝手に学習しているのです。

(しかし、その学習スピードは遅いですが。)

なので、

一回挑戦してみて、できなかった技が、

時間をおいてからしてみるとできるようになってたー

なんて話は、時間をおいている間に

オフライン学習がなされたためと考えられています。

 

勉強についても同じです。

なかなかこの単語覚えられないー

とうんうんうなっていても、

しばらくたってから覚えようとしたら、

意外とすんなり覚えられてしまう。

 

そんなわけで、自分は何もしていないと思っている時間にも

体は勝手に学習をしているわけです。

 

じゃあ、ずっと何もしなくていいじゃん!

というのは少し違います。オフライン学習は

オンライン学習をした後に勝手になされる学習で、

オンライン学習をしないと、オフライン学習は起きないのです。

(そしてオフライン学習の学習スピードはゆっくり。)

 

だから、いっぱい練習(学習)してつかれているときは、

効率の悪くなっているオンライン学習(練習)をするよりも、

休みながらのオフライン学習(休息)をしたほうがいいということです。

 

受験生の勉強法

運動については、休息が必要ということが分かりました。

勉強についても、一夜漬けより、コツコツするほうがいいとわかりました。

でも、受験生になったら、休日は朝から晩まで、勉強したいですよね。

そこで効率を上げるにはどうすればいいでしょう。

 

それは

同じ科目をやり続けず、

科目をちょこちょこ変えながら勉強する

科目を変えることを考えてみましょう。

数学を1時間してから、国語の勉強をしたとします。

すると、国語を勉強している間にも、

頭の奥の方で、数学の勉強もしちゃっているわけです。

勉強する単元をずらしてみてもいいかもしれません。

 

話は変わりますが、大学受験で、

中高一貫校が有利とされるのもここと関連があるように思います。

中高一貫校では早い段階で、一気に高校の内容を学習します。

すると、多少わからないところがあっても、オフライン学習により、

少しづつ、理解は深まります。

そういう学習をしない高校では、着実に学習をすすめますが、

高校3年生で習う分野はオフライン学習の時間が短くなります。

そういうこともあって、中高一貫校の勉強スタイルは受験に有利なのかもしれません。

 

まとめ

運動にせよ、勉強にせよ、学習(練習)はこつこつやりましょう。

 

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