医学生の解釈(ブログ)

学生が医学部に入って得た視点など。医者の世界をのぞいた非医療人のブログ。

脂質の役割

今回は脂質について学びます。

脂質と聞くとどうしても

悪い印象があります。

しかし、体に欠かせないものです。

今回はその資質について学びます。

 

脂質の定義

まず、脂質とは何か?から

学習しましょう。

 

5大栄養素の、

炭水化物、脂質、タンパク質、無機質、ビタミンの

内の一つです。

 

古典的な定義では、

水に不溶で有機溶媒(ベンゼンやエーテル)に

とける生物由来物質(1925年Bloorの定義

でしたが、例外も多くなってきました。

そして今や、

糖質や核酸に比べると水に溶けにくく、

感情や長鎖なる炭化水素を含むもの

と考えればよいと言われています。

 

まあ、水に溶けにくくて、

炭素や水素でできてるものって感じです。

 

脂質の役割

脂質の役割については3つあります。

  1. 生体膜構成成分
  2. シグナル分子
  3. エネルギー源

この3つです。

生体膜構成成分

簡単な例でいうと、

我々の体を作る「細胞」。

細胞は細胞膜という膜でおおわれていますが、

この細胞膜はリン脂質でできています。

 

リン脂質は、

親水性の部分(頭部)と

親油性の部分(炭化水素尾部)の

両親媒性分子のため、

うまく膜を形成します。

 

グリセロ脂質やシフィンゴ脂質、コレステロールも

生体膜を構成する資質の代表です。

 

シグナル分子

シグナル分子の代表としては

ステロイドがあります。

 

スポーツ選手のドーピングなどで

有名ですね。

 

ただ、ステロイドにもちゃんと種類があって、

ステロイドは、

  • ステロール
  • 胆汁酸
  • ステロイドホルモン

の3つに分けられます。

ステロール

コレステロールって有名ですよね。

体に悪い響きがしますが、

神経組織に多く存在します。

コレステロールから、紫外線によって

ビタミンDができたりもします。

 

ただ、悪いイメージもあって、

コレステロールに富んだリポタンパクLDLは

動脈硬化を引き起こします。

(血管を家宅ボロボロにするイメージ)

胆汁酸

肝臓でコレステロールから、

胆汁酸は作られます。

胆汁酸は、胆嚢へ行き貯蔵され、

十二指腸に分泌されます。

 

脂質の消化を助けてくれます。

 

ステロイドホルモン

皆が知ってるステロイドホルモンです。

脂溶性の情報伝達物質です。

コレステロールからできます。

人では主に、

  • プロゲステロン
  • エストラジオール
  • テストステロン
  • コルチゾール
  • アルドステロン

等が有名です。

スポーツ選手が使うのは、

テストステロン等の男性ホルモンです。

 

逆に言えば、脂質を完全にとらないと、

これらのホルモンが不足してしまうわけです。

むやみに脂質をとらないのはやめましょう。

エネルギー源

エネルギー源としての役割は

「脂質の代謝」として、

明日以降にまとめます。

 

まとめ

今回は脂質について簡単に学習しました。

明日から、脂質の悪いところや、

脂質の代謝等についても学びます。

今日のQuestion

ステロイドホルモンを3つ挙げよ

(答えは記事の真ん中あたりにあります。ぜひ自力で解いてみてください!)

 

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