医学生の解釈(ブログ)

学生が医学部に入って得た視点など。医者の世界をのぞいた非医療人のブログ。

感染症とその対策、感染症の歴史

今回は「感染症」について

学んでいきましょう!

 

感染症の歴史

世界的流行

古くから、感染症により

亡くなってしまう方は多くいました。

天然痘や結核の感染は、

古代エジプトにも見られたようです。

  • 中世ヨーロッパでのペスト
  • コレラの世界的流行(1830年代)
  • 1919年頃のスペイン風邪

などが有名な感染症です。

スペイン風邪は第1次世界大戦の直後ぐらいに

流行したようですが、

この世界大戦で亡くなった人の数より、

スペイン風邪で亡くなった人の数の方が

多かったとされているほどです。

人類の抵抗

感染症は、このように、

流行し、多くの人の命を奪いました。

しかし、人間も、

ただ感染症に屈していたわけでもありません。

1929年、ペニシリンが発見されるなど、

(ペニシリンは人類初の抗生物質)

感染症に対する薬が開発されたり、

予防法を発達させたりしてきました。

最終的には

1967年

感染症の時代は終わった

"to close the book on infectious disease"

と言われるくらいにまで、

感染症への予防、対策は進んできました。

 

感染症はなくなったのか?

では感染症はなくなったのかと言えば、

そんなことはありません。

1981年に世界で初めてAIDSが確認されてから、

AIDSは今なおある病気です。

少し昔を振り返れば、

  • 2004年:鳥インフルエンザ
  • 2009年:新型インフルエンザ(H1N1)
  • 2014年:エボラ出血熱
  • 2016年:デング熱

など、日本でも、

感染症のニュースもたくさんありました。

 

エボラ出血熱やSARSなどの

新興感染症(新しく出てきた感染症)のみならず、

結核やマラリアなど、一度は数の減った

再興感染症もまた、増えてきたりもしています。

薬剤に抵抗性を示す

(薬を飲んでも効かない)

薬剤耐性菌なんてのも見られるようになってきました。

 

到底、「感染症の時代は終わった」と

言える状況でもありません。

これからも、感染症との戦いは続いていくでしょう。

今ある対策

日本では

そんな、

「感染症との闘い」

なにも、薬の開発だけが、

感染症への対策ではありません。

 

例えば、インフルエンザ流行時の

学級閉鎖なども、

感染症対策の一環です。

 

法律では

「感染症の予防および感染症の患者に対する医療に関する法律」

なんてのも作られたりしています。

 

特定の病気に罹った患者さんを診た医師は

各地の保健所にその患者さんについての

報告義務があったりします。

感染症に対するモニタリングを続けておくことで、

なるべく感染症が拡がらないようにしているのです。

海外では

ただ、同じような制度が

世界中にあるわけではありません。

日本は新興国に比べ、

感染症への対策がしっかりとなされています。

 

そのため、海外へ行って、

感染症になってしまうなんてことも

容易にあります。

海外へ渡航する際は、

なるべく、感染症対策も

自分でできる限りはしておきましょう。

 

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