医学生の解釈(ブログ)

学生が医学部に入って得た視点など。医者の世界をのぞいた非医療人のブログ。

健康と確率と物の言い方~10000人に1人は死にます・明日自分が突然死する確率

本日は健康と確率の話をします。

昔した確率の話

以前にも少し確立の話はしました

こちらの記事では

たばこを吸う人でも0,1パーセントしか肺がんにはならない

(1000人に1人)

たばこは必ずしもがんを起こすわけではない。

たしかに、肺がんにかかるリスクは0.1パーセントですが、他の多くの疾患にかかる確率も0.1パーセント程度あると考えてみましょう。もし、たばこが原因で0.1パーセントでかかる病気が、世の中に100こあるとすると、喫煙が原因で病気になる確率は0,1×100で10パーセントまで上がるのです。

 また、喫煙者が肺がんになる確率は0.1パーセントですが、肺がんになっている人の85パーセントは、喫煙者か喫煙経験者です。つまり、たばこを吸わない人はほとんど肺がんにならないともわかります。そう考えると、たばこはやはり、残念ながら、体に極めて有害と言わざるを得ません。同様の考え方は、赤ちゃんが生まれてくるときの、先天性疾患(生まれてくるときにもっている病気)にもあてはまります。

「どうしてうちの子がこんなに珍しい病気に・・・・」

と言う方がおられますが、珍しい病気は世の中にたくさんあります。赤ちゃんの0.01パーセントしかならない病気だとしても、同様の確率で起こる病気が1000コあったら、「珍しい病気」にかかる確率は10パーセントにもなるわけです。(多少オーバーな例ですが)なので、珍しいことは自分に起きないと思っている方に言いたいです。珍しいことなんて世の中に何千何万とあるのだから、珍しいことが自分の身に起きたとしても何も驚くことはないですよと。

 今回はこちらとは少し違う話をします。

 

今回の確率の話 

10000人に1人は死にます

あなたは今から手術を受けます。

「10000人に1人は原因不明で死んでしまいます。」

と言われています。

さあ、手術、怖いですか?怖くないですか?

 

では、逆に

「99.99パーセントの確率で、手術は成功します」

こう言われると何となく手術は成功しそうです。

しかし、実態では

「10000人の内、9999人は成功します。」

という話と同じですし、

「10000人に1人は原因不明で死んでしまいます。」

という話とも同じです。

要するに、

物はいいよう

というわけでございます。

参考までに(明日自分が突然死する確率)

1万分の1

1億分の1

なんて数字言われても、

良くわからないですよね。

 

ここで参考にしてほしいのが

明日自分が突然死する確率」です。

一般的には100万分の1といわれています。

明日自分が突然死する確率なんて普段意識しません。

 

つまり、100万分の1の確率と言えば、

その程度という事です。

人は確立を無視する

コンニャクゼリーで窒息による

死亡事故が起きたとします。

人々は、コンニャクゼリーに対して悪いイメージを

もちます。

 

しかし、考えてみてください。

コンニャクゼリー以外でも

窒息による死亡事故は起きます。

例えば、正月に、

おもちで窒息事故が起きることもあります。

 

ただ、お餅に対して、悪いイメージは持ちません。

ただ、おもちの方が、コンニャクゼリーより

良くないかもしれません。

 

つまり、人は、

「確立をついつい無視」します。

それは悪いことではありません。

ただ、

「自分は自分の見たいように世界を見てしまう」という

ことは覚えておきましょう。

 

今日の確率の話は以上です。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

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