医学生の解釈(ブログ)

学生が医学部に入って得た視点など。医者の世界をのぞいた非医療人のブログ。

研究するなら医師免許取るべき!医学部と研究室の意識の違い

最近、学部生ながらに研究室に

お邪魔させてもらうことがあります。

(2-3ヶ月前から)

そこで考えたことを書いていきます。

医学部と研究室のギャップ~意識の違い

僕が行っている研究室は、

別に医学にかかわらず、

色んな分野の人が来ています。

医学部の人なんて

ほとんどいないといっても良いぐらいです。

 

医学部に所属しているときは

「研究はやれば良いけど、

 臨床のほうが面白そう」

「研究しようと思ってたけど、

 やっぱ臨床が良い」

「研究とか、難しいし、儲からんし・・・」

みたいな意見が多いです。

 

つまり、医学部生には「研究したい人は少ない

(特に最近はその傾向が強いらしい)

それが研究室に行けばどうでしょう。

研究で生きていく」と志す人が

ぞろぞろといるではないですか。

 

特に僕のところは、

「医師免許」と無縁の人が多いです。

研究室で30-40歳になっている人は、

今更、研究やめて就活始めるでもなく、

研究で食っていくしかないのです。

家族がいる人もいます。

 

そんな人達と、

「研究もしてみたいナア」なんて顔を出す僕とでは

圧倒的に本気度、意識の高さが違うわけです。

 

研究するなら医師免許取っても良い

そんなに意識が違うんだから、

なおさら、研究思考の低い医学部に行くより、

4年生で卒業でき、すぐに研究できる

他の学部に行ったほうが良い

というのが一般的な考えです。

 

ただ、僕は逆のことを言いたい。

「研究したいなら医師免許取るべき」と。

 

確かに、理工学系統の

研究をするなら、

わざわざ医師免許を取る必要もないでしょう。

ただ、医工学などの分野では、

医学部卒の先生も多くいます。

 

それ以外の分野、

例えば、心理学について学ぼうと思ったら、

医学部に行っても良いとも思います。

確かに「心理学科」なんてのも存在します。

ただ、医学科に行って、

大学院で心理学(or脳研究分野)に

進んでも良いでしょう。

 

なぜ、こんなこと言うか?

別に医学部の良いところを書きたいのではありません。

研究職のポストは難しい

自分の父親は、大学で教鞭をとってます。

そこそこ有名な所で、そこそこに偉いです。

 

ただ、そんな父親も言います。

「やっぱり研究職につくのは大変だ

 実力があれば良いってもんでもなく、

 ポストの空き等の運もある」

 

多くの人はいつまでも、

研究室の助教なんてやってられません。

(研究職でも偉くならないと年収は低い)

 

研究の世界で上に行こうと思えば、

ポスト争いがあります。

ポスト争いに負けたら、

独身ならともかく、

世帯持ちだと将来が暗いです。

研究不正

家庭によほどの余裕がないと、

研究一本で生きていくのも大変です。

そうなると、

焦ります。

良い研究も、狭い視野で見てしまう....

 

最近よく言われる

「研究不正」も、

「結果」が出ないといけないから

起きてしまうのでしょう。

 

そう考えれば、

医師免許は心強いではないでしょうか。

医師免許があれば、研究職を辞めさせられても

「何もない」わけではないから、

まだ、心にゆとりが持てます。

つぶしもききます。

 

だからこそ、僕は

医師になってから研究をしても良いとは思うのです。

 (特に医療系や「ヒト」にかかわる分野なら)

 

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