医学生の解釈(ブログ)

学生が医学部に入って得た視点など。医者の世界をのぞいた非医療人のブログ。

外国語を勉強する意味・価値(文化を知る・頭の回転を速める、言葉の幅を広げる)

家庭教師をしているとき言われました。

「なんで英語とか勉強するんですか?

 大学入ったら、第二外国語もあるんですよね?

 機械による翻訳技術も発達しているのに、

 外国語学習する意味ないですよね?」

 

と言われました。

今回はそんな声にこたえる文章を書きます。

(今回はメリットを2つ書きます)

言葉を学ぶ=文化を知る

外国語を勉強するという事は、

その言語の世界を知ることだ

なんてよく言いますよね。

割と正しいと思います。

 

簡単な例でいうと、

「文化によって、虹の色の数は違う」

なんて、話があります。

色についての言葉が少ないと、

虹の色の分け方も少なくなるからです。

色についての言葉の多さは、

日常的に使う色の多さと相関してきます。

(毒の色を見分けるなど、危険の数に相関する)

つまり、例えば、「色」の単語に着目するだけで、

その言葉の文化の一端が見えるわけです。

 

なんとなく面白そうであり、

理系の立場からすれば。

「そんなのどでもいい」なんて考えも生まれます。

しかし、次のメリットを読めば、

「純・理系」も外国語の大切さに気付くかもしれません。

では見ていきましょう。

 

使える言葉が多い=頭の回転が速い

1言語しか使えない人に対して、

2言語を使える人は、

科学的にも様々な違いがあることが、

最近分かってきています。

 

具体的には、2言語を使える人の方が

以下のような長所があります。

  • 脳の切り替えが速い(マルチタスクをこなせる)
  • 感情的になりにくい
  • 問題解決能力に優れている(柔軟な思考)
  • 言語処理能力が優れている(これは結果論的な面はあるかも)

使える言葉が多いほど、

頭の活動は改善されるという事です。

 

人間は頭の中で「言葉で」思考しますから、

使える言葉が多い人の方が、

思考力が上がると言えば、そうかもしれません。

 

使える言葉が多い方が、

思考力は上がります。

100個の言葉しか使えない小さな子供より

大人の方が思考力があるのは、

使える言葉が多く、

多くの言葉の中で思考ができるからでしょう。


言葉の幅を増やす手っ取り早い方法は、

外国語を学ぶことかもしれません。

 

日本語も幅を広げようとすれば、

例えば「痛い」の形容詞で言えば、

  • ズキズキ(痛い)
  • シクシク(痛い)
  • キリキリ(痛い)

なんて、いろいろあります。

(僕の頭ではこれくらいが限度かも)

このような形容詞をたくさん使えるようになれば、言葉の幅は広がります。


一方で「痛い」を表す言葉は

英語でもたくさんあります。

  • pain
  • ache
  • sore
  • hurt

先程かいたように、

言葉の幅は広げようと思えば、

1言語でも広げられます。

 

ただ、外国語を学ぶことでも、

言葉の幅は広がるし、

むしろそちらの方が、広げやすいかなとは思います。

 (ここまで上手く説明できていない気もします。すみません)


日本語の幅を広げようとしても、

かなり意識しなければ、日本語の幅は広がりません。

むしろ「ヤバイ」なんて言葉で、

言葉の幅は狭くなる一方です。

 

そう考えると、意識的に使われる外国語は、

言葉の幅を広げる点では、良いと思います。

オマケ(雑談)

はじめ、外国語を学習しだした人たちは、

「コミュニケーションをとるために」

外国語を勉強していたことでしょう。

 

しかし、現代に入り、他にも

外国語を学ぶメリットが、分かってきたのです。

 

「一見、無意味なことのように見えて、

 実は、様々なメリットがあった!」

なんて話の一例かもしれません。

 

無意味に見えることでも、

面白そうだったらやってみるとよいかもしれません。

 

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