医学生の解釈(ブログ)

学生が医学部に入って得た視点など。医者の世界をのぞいた非医療人のブログ。

研究するための「いきなり留学」はするな~学部生で論文書くぞ

今回は『研究するための「いきなり留学」はするな』という事で記事を書いていきます。

この記事のターゲット

この記事のターゲットは

  • 「未だに研究というものが何かも分かっていない。」
  • 「卒論も知らない」
  • 「論文ってなんだ?」

といったような人向けの記事です。(医学部生なら多いのかなと思います。)

留学はしたほうが良い

まず言っておきますが、研究で生きていきたいなら留学は行ったほうが良いです。例えば、分かりやすい例をあげますと、「大学世界ランキング」。日本の大学はかなり下位です。日本一と言われる東大でも50位程度。世界の大学ランキングを日本に当てはめると、50位なんて「その地方の人しか知らない大学」かもしれません。

確かに、

  • 「日本の科学力はすごいんだ。大学ランキングでは測れない凄さがある。」
  • 「そもそも大学ランキングの指標はあてにならない。」
  • 「日本にいても研究できる。」
  • 「研究者は日本にいるべきなんだ。」

と言う方がおられるのも分かります。確かに日本の大学はすごいです。大学世界ランキングの上位にこそ入ってないとはいえ、「ランキングに載っている大学の数」は世界三位です。(大学の実力の層は厚い。)

それでも留学はするべきです。

各大学、各国には、研究の得意不得意があります。日本の得意なものを海外で活用すれば海外で実力を発揮できますし、海外で勉強してその知識を日本に持ち帰るのも手です。(日本人は細かい作業が得意だからと重宝されることもあるそうです。)

他にも

  • 日常から英語で学習・研究ができる
  • やはり米英の研究力はすごい
  • 研究に集中できる
  • 海外の有名研究者に会える

といったメリットがあります。留学はできるならしたほうが良いです。ただ、「いきなり留学はするな」と僕は言います。

 

いきなり留学はするな

僕が言いたいのは「何の研究知識もない時に、留学に突っ込むな」という事です。留学が「観光目的」なら良いのですが「真面目に研究をしたい」と思っている人が、いきなり留学に突っ込むのは無意味です。海外留学にはデメリットが多くあります。

  • 日常生活で苦労して研究に集中できなくなる人がいる(研究所の人との文化も異なる)
  • 遊んじゃう(やはり海外は楽しい)
  • 基礎知識がないまま英語で学んでも、ついていけない(僕たちは日本語でしか勉強していなかったのに、急に英語の世界に飛び込んでも理解できない。例えば、大学で用いていた専門用語を、日本語では理解していても、英単語で何というかわからず、向こうの指導員とコミュニケーションが取れなかったり困難する。必死にやればよいのだが、カルチャーショックなどで研究ばかりに集中していられなかったりする)

何が言いたいかと言いますと、「留学するならそれなりの、最低限の勉強だけはしておけ」という事です。完璧な知識で海外に行けというのではなく、ある程度の「研究のイロハ」くらいは知識として持っていかないと、何しにわざわざ留学までしたのかが分からなくなります。

日本の大学も凄いのだから

日本の大学も凄いです。日本の大学でも学べることは多くあります。それをすべて犠牲にしてまで、いきなり留学するのはもったいない話です。

「英語で勉強をすすめたいんだ」という人もいますが、日本でも英語で勉強は勧められます。

例えば、日本でも、英語でのディスカッションはできます。日本で英語のディスカッションをしていれば、英語でつまづいたとき、専門用語が分からない時には日本人がサポートしてくれます。

わざわざいろいろなリスクを冒してまで、海外で研究の実力をいきなりつけようとするのは時期尚早ともいえるでしょう。

留学せよ

と、ここまえ留学のデメリットを嫌になるくらいに書いていきましたが、やはり留学には夢がありますね。ぜひチャンスがあれば留学しましょう。チャンスがあるうちが華です。

その時には最低限の研究の知識を入れておけばよいのです。専門家になってから留学に行けというわけではありません。

例えば、ある程度の統計の知識を持っていったり、自分の頭でものを考えられるようにしたり、論文を自分で見つけられるようにしたほうが良いよ、というお話でした。

 

夜分にずらずらと書いているので、意味わからない文章が多そうですが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

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