医学生の解釈(ブログ)

学生が医学部に入って得た視点など。医者の世界をのぞいた非医療人のブログ。

無意識の中で消費活動(買い物)させられる~記憶と消費活動

今回は「無意識の中で僕らは消費活動(買い物)させられる」というミステリアス?な題名で記事を書かせてもらいます。

熱が出たら何を買う?

まず、質問です。あなたが今、急に熱が出てきたら何を買うでしょう?おそらく大勢の人が「風邪薬」というでしょう。ただ一部の人はこれを使うはずです。

 熱さまシート 冷却シート 大人用 12枚熱さまシート 冷却シート こども用 12枚 熱さまシート 冷却シート 赤ちゃん用 12枚

「熱さまシート」です。他にも類似の商品として、「冷えピタ」などがあります。

  • 「熱さまシート」
  • 「冷えピタ」

どちらも非常に、「用途が分かりやすく」「どんな時に買えばよいかが分かりやすい」商品名だと思いませんか?これが消費活動につながる商品名なのです。

 

消費を促進する商品名

では、消費活動を促進する商品名はどのような商品名なのでしょうか?

その前に、「どのようにして我々は思いつきで買い物をするか」を考えましょう。

記憶と消費

僕たちは、まず、買い物をするためにはその商品を「知っておくこと」が大切です。知らない商品めがけて店に足を運ぶことはありません。何となくでもよいので、「その商品の存在」を知っていなければなりません。

そのなんとなく知っている商品は、記憶として(より専門的に言うならば長期記憶として脳と記憶と学習 - 医学生の解釈(ブログ))頭に保存されています。

ある一定のニーズが出てきたときに、この商品の記憶がぱっと思い出された時、商品として購入されるのです。つまり、消費を促すためには、

  • 覚えやすい
  • 思い出しやすい

商品にすることが大切なのです。(そのために商品名が重要になってくるのです。)

覚えやすく思い出しやすい商品

では、覚えやすい、思い出しやすい商品はどんな商品でしょう?先ほども書きましたが、「商品名」が重要になってきます。

覚えやすく思い出しやすい商品は

  1. 関連性の高いもの(商品名など)
  2. 繰り返し目にしたり耳にしたりするもの
  3. 感情的な情報

と言われています。

2についてはCMなどの広告で、繰り返し商品名を流すことで、商品を買うように仕向けられています。3についても広告で感情に訴えたりして、購買意欲につなげています。

商品名が関わるのは「1.関連性」です。

例えば、「熱さまシート」はその名前だけで、「あ、熱を冷ましてくれるシートなんだな」と分かります。このように商品名と商品の関連性を強く持たせることで、消費者の購買が促進されるのです。

(「冷えピタ」と「熱さまシート」どちらの方が、商品と関連深いと思いますか?多くの人が後者と答えることと思います。実は、その商品名の力のおかげか、熱さまシートの方がよく使用されていると言われています。商品名ひとつで、利益が変わってくるのですから、商品名は大切ですね。

他にも

他にも、例えば、「のどの痛みにのどぬーる」なども「関連性の高い」商品となります。

【第3類医薬品】のどぬ~るスプレー大容量 25mL

「のどぬーるなんて買わないよ」とおっしゃる方に質問です。

では似たような効果・使用法(のどの痛み対策)のある薬をご存知ですか?

プロポリススプレー 20ml

こちらの商品ものどの痛みに聞きます。

では、二つの商品を比べて、のどが痛い時、どちらの商品をあなたは買うと思いますか?前者の「のどぬーる」を買う人の方が多いと思います。

「商品名と商品の関連性」の重要性が何となくでもわかっていただけたでしょうか?

以上、「無意識の中で僕らは消費活動(買い物)させられる~記憶と消費活動」でした!

 

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