医学生の解釈(ブログ)

学生が医学部に入って得た視点など。医者の世界をのぞいた非医療人のブログ。

ダイエットで絶食はするな~筋肉の分解・アミノ酸代謝

皆さんは「食べないだけのダイエット(絶食ダイエット)はやめろ!」って聞いたことありませんか?

ダイエットでは脂肪を減らすのが目標なのに、ただ食べないだけだと、脂肪ではなく、筋肉が減って逆に太りやすくなるのです。

今回はその、筋肉の分解について学びます。

 

筋肉が分解される!?

「筋肉は基礎代謝をあげる」って言いますよね。

だから、「ダイエットの時は筋トレしろ」と巷では今言われているのです。

ちなみに、「筋肉1kgで一日当たりお寿司一貫分しかカロリー消費しないよ」なんて言いますが、お寿司一貫が1週間続くとご飯2杯分くらいにはなります。一年で大きな違いを生みます。 

ところで、なんで筋肉が分解されるのでしょう?

来れには進化の歴史が絡んでいます。

筋肉はエネルギーを消費します。そのため、食糧がないときは、筋肉があるとその分、食事をとらないといけないため邪魔です。(生物として生き残るために、省エネで生きていきたい!)

なので筋肉から先に分解して、飢餓に備えるわけです。(食べ物が少ない中で生き残るため!) 

 

筋肉をエネルギーに変える!

ではどのようにして筋肉をエネルギーに変えるのでしょう!?

まず、筋肉は何でできているのか学びましょう。

筋肉の組成

筋肉は「タンパク質」でできています。

タンパク質を分解すると「アミノ酸」になります。

NH3-CH-COOH

          |

         R

アミノ酸は炭素部分アンモニア部分でできています。

補足)一般的に化学では、物質でも何でも「バラバラになるほどエネルギーが低い」つまり、バラバラになればエネルギーを放出するのです。(エントロピー増大)

イメージとしては、爆弾は爆発するときにバラバラになる。バラバラになるときにエネルギーを出す。 

逆に、バラバラのものを組み立てようとするとエネルギーを使います。そのエネルギーをバラバラになるときに放出するのです。 

つまり、

  • タンパク質⇒アミノ酸でエネルギーを放出

更に

  • アミノ酸アンモニア炭素骨格

で、またまたエネルギーを放出します。

 筋肉を分解するとエネルギーが手に入るのです。そんなわけで分解されるのです。 

ちなみに、炭素骨格はクエン酸回路、ケトン体の二つの経路で糖新生、脂肪酸合成によってエネルギーを作ります。 

アンモニアは尿素となり尿に排出されます。

まとめ

今回はダイエットで絶食することがいけないということと、アミノ酸の代謝についてちょこっと学びました。

  •  タンパク質
  • ⇒アミノ酸
  • 炭素骨格+アンモニア
  • 糖新生+脂肪酸合成+尿素

という流れでした。

 

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