医学生の解釈(ブログ)

学生が医学部に入って得た視点など。医者の世界をのぞいた非医療人のブログ。

大手予備校の模試の採点と実際の入試の採点(20年前の東*大の数学の採点)

今回は「大手予備校の模試の採点と実際の入試の採点(20年前の東*大の数学の採点)」というテーマで記事を書いていきます。

「予備校の模試は信用できない」とは言われていますが、果たして本当にそうなのでしょうか?

 

予備校の模試の採点は大学生などがやっている

まず、「予備校の模試の採点を信じるな」と言われている(言い切られている)理由を書きましょう。

予備校の模試の採点は大学生などがやってます。(他にも主婦さんとか。)アルバイトとして、人生の片手間に採点をしているのです。

秋の模試では、受験生の皆様は必死で受けたかもしれません。そのような解答用紙も大学生が

  • 「やばい。採点バイト、あしたまでに採点しまくらなきゃ」
  • 「授業中暇な時間に採点バイトしよっと」

みたいな感じで採点しています。

大まかな採点基準は決まっていますが、細かいところまでは分かりません。点数の数点は採点者の一存でも変わりえます。そのため、「予備校の模試の採点を信じるな」と言われているのですが・・・

 

ただ、入試本番に近い形式ではある

「予備校の模試の採点を信じるな」と言われているのは事実ですが、このような採点方式は、入試本番に近い形式でもあります。

では、実際の入試の採点は誰がしているのでしょうか?

僕の知り合いに、「日本で一番とされている大学」の、入試の採点経験者がいます。その人は、大学の助手クラスの時に、アルバイトの代わりに、採点をやらせてもらったといっています。

その時の入試の解答数等は以下の通りです。

  • 入試の解答用紙は3000人分
  • 入試の問題数は6問(数学)
  • 採点者は2人1組(ペア)
  • 一問につき10組(ペア)
  • 採点基準は各ペアに任せられて入るものの、採点基準は採点責任者に伝える必要がある。ここで、OKをもらわなければならない

という体制で採点を行ったそうです。

つまり、採点者一人当たり300人の採点をします。絶妙な採点基準なんて気にしてはいられません。

  • 大体正解しているから、満点
  • ちょっとケアレスミスしているから、半分点あげよう
  • 部分点だけあげよう

採点なんてこんな形で行われます。しかも採点するのは、入試を作った人ではなく、大学受験からしばらくかけ離れた大学教員。

「バイトの採点」と本番の入試の採点は似ている

大手予備校の「バイトの採点」と本番の入試の採点。

どちらも「いい加減」で、ある意味では似ています。(これはあくまで20年前とかの、日本で一番良い大学の「数学」に限った話ではある。他の大学・他の科目でどうかは知らない。)

そう思うと、予備校の模試の採点は「本番に近い」「いい加減な」採点なのかもしれません。

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