以前、実験アルバイト、被験者アルバイトについての記事を書きました。
僕自身も実験アルバイトはしたことがあったのですが、今回は逆に、「実験アルバイトを雇う」側に立つことになったのです。個人情報その他諸々の関係で大した内容は書けないのですが、そこでの体験談(主にただの感想)を書いていきたいと思います。
被験者と実験者の関係
実験を行う上では、まず、実験者は、被験者さんに
- 「実験はどういうものか」を説明する
- 「実験は自由な意思で参加してもらう」ことの説明・実験拒否についての話
- 実験で何かあった時の補償金の話
等をするわけです。その上で、同意書を取って、初めて、実験者は被験者さんに実験協力してもらえます。
同意書は契約をとるものですから大切です。
初の実験者としての立場と初の被験者
今回の実験では、私が、「実験者」となりました。被験者さん(もちろん見ず知らずの人)に実験の概要を説明して、同意書を取ったりするわけです。
最初はめちゃくちゃ緊張しました。
- 会ったこともない人に、いきなり実験の説明をするのか・・・!?
- うまく説明できなかったらどうしよう・・・!?
- 説明するべきところで、説明が漏れてしまったらどうしよう・・・!?
- 書類にミスがあったらどうしよう・・・!?
- 意味不明な質問が飛んできたらどうしよう・・・!?
めちゃくちゃ緊張したわけです。
とある本に、「自分が初めて実験者になった時の経験は、いつまでたっても忘れられない」という一文を思い出しました。
まさにそれです。
忘れられないくらい緊張しました。
2回目以降の被験者との対面は何も感じなかった
正直、2回目以降の、被験者との対面について、そこまで何か感想があるわけではありません。淡々と被験者さんに説明して、淡々と終えました。
逆に、1回目の被験者さんとの対面は印象が強く、初めての被験者さんの顔や服装は結構覚えています。
服装まで憶えてしまうくらい、被験者さんのことを観察して、注意深く見ていたのか、ただただ緊張して覚えているのかはわかりませんが、なぜか最初の被験者さんだけは覚えています。それくらい初回は緊張したものでした。
どんな研究者(どんな人)でも「初めて」がある
どんな研究者、もっと範囲を広げれば、どんな人にでも、「初めての経験」があります。初めての経験は、それ以降の何にもまして印象深く、思い出されるものです。
このような初めての経験を忘れることなく、今後も一生懸命頑張りたいと思いました。