医学生の解釈(ブログ)

学生が医学部に入って得た視点など。医者の世界をのぞいた非医療人のブログ。

脂質の代謝・β酸化とケトジェニックダイエット

今回は脂質の代謝について学びます。

脂質はβ酸化によってエネルギーを作り出します。

では、β参加とは何か学習していきましょう。

β酸化

とても分かりやすい絵があったので

引用させてもらいます。

 

β酸化

https://kusuri-jouhou.com/creature1/beta-oxidation.html より

 β酸化は主にミトコンドリア内で行われます。

 

図の補足をすると、

  1. 脂肪酸は活性化してアシルCoAとなる
  2. アシルCoAはミトコンドリア膜を通過できないから、「カルニチン」と一時的に結合して、ミトコンドリア内に入り入ったらカルニチンと別れる
  3. アシルCoAについて、「酸化⇒加水⇒酸化⇒開裂」の反応が起きて、最終的にアセチルCoAと、アシルCoAができる。アシルCoAはそのまま、β酸化に関わる。

以上です。これを用いたダイエットがあります。ケトジェニックダイエットです。 

 

ケトジェニックダイエット

ケトジェニィックダイエット

最近有名ですが、これです。 

まず、糖質をカットします。(飢餓状態)

すると、ピルビン酸がなくなります。(解糖系が働かない)そして、クエン酸回路が使えなくなります。

すると、脂肪酸β参加でできたアセチルCoAが働きます。 

糖質によって回されていたクエン酸回路は今は回っていませんが、脂質代謝によってクエン酸回路はまた、動くのです。

脂質は、体にある脂肪から供給されます。ダイエットでは脂肪を落とすことが目標ですから、脂肪から脂質が供給され、エネルギーになれば、脂肪(贅肉)は減ります。

ケトジェニックと言われる所以~ケトン体

飢餓状態になると、脂肪酸が代謝されますが、最初にエネルギーとして供給されるのが、です。

脳は最も大切です。 

アセチルCoAは、TCA回路を動かしますが、脂溶性です。

 脳まで移動するには血流にのらなくてはいけません。脳血液関門の問題もあります。

そのため、アセチルCoAは一時的に、ケトン体となり、脳の中に入ってから、再び、アセチルCoAとなり、エネルギー供給をします。

 

 

脂肪について学習

せっかくなので、脂肪について学習しましょう。

実は、脂肪には

  • 白色脂肪細胞
  • 褐色脂肪細胞
  • ベージュ脂肪細胞

と3種類の脂肪細胞があります。

白色脂肪細胞はいわゆる脂肪です。中性脂肪をため込みます。

 

残りの2つは、発熱によりエネルギー消費をする脂肪です。脂肪にもエネルギーを使うものがあるのです!

新生児にはエネルギーを消費する(代謝の良い)脂肪がたくさんありますが、運動しないまま育つと大人になるにつれ、褐色脂肪細胞は減ります。一方、体を動かす人はそこまで減りません。若いときから、体を動かすのは大切なのです。

まとめ

今回は主にβ酸化について学習した。ついでにケトジェニックダイエットや脂肪についても学習した。

 

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