医学生の解釈(ブログ)

学生が医学部に入って得た視点など。医者の世界をのぞいた非医療人のブログ。

寝ないと逆に目が覚める!?眠たすぎて寝られない!眠いとイライラする科学

みなさん、夜中まで起きていた時に、

  • 「ああ、眠い。でも目がちかちかしてなぜか目が閉じられない。」
  • 「夜まで起きていて眠いはずなのに、なかなか寝付けない。」

なんて経験ありませんか?

実は、それは、全くばかばかしいことに、「体の反応」として起きてしまう事なのです。

「眠たすぎて寝られない!」という現象について学習していきましょう。

理論としては

だらだら文章として書くと

眠たすぎて寝られない!ということは科学的に仕方がない(おきてしまう)事象なのです。

まず、睡眠不足になると「前頭葉」の活動が低下します。

「前頭葉」は簡単に言えば、理性や意思決定に関わります。

この前頭葉の活動が低下すると、「情動関連領域」つまり、感情に関わる、扁桃体や腹側被蓋野の活動が上昇します。

  • 「眠くてイライラする!」
  • 「眠いときは怒りっぽい!」

というのは、この情動関連領域、扁桃体の活動が上昇し、感情の振れ幅が大きくなっているという事です。

扁桃体の活動が激しくなると、交感神経の働きが強まります。(青斑核)

交感神経は「闘争か逃走か」と言われるように、「敵に襲われた時のようなシチュエーション」の体の状態になります。

つまり、交感神経が働くときとは、「身に危険が起きている」ときで、「落ち着かない」「興奮した」状態なのです。 

もちろん、これは覚醒刺激で、このような状態では人はなかなか寝付けません。

そのため、寝ていないと、眠たいのにねられなくなるのです。

端的に書くと

経路としては、

  •  睡眠不足
  • →前頭葉機能↓↓
  • →扁桃体など情動関連領域↑↑
  • →交感神経↑↑(青斑核)
  • →覚醒刺激
  • →眠ることができない

この経路を通ります。

先ほども書いた扁桃体の活動や、交感神経の活動により、人はイライラしやすくなります。

つまり、睡眠不足は、「寝付きにくさを生じる」「イライラする」といったように様々な害を生むのです。

長時間の睡眠不足

たしかに、たまには徹夜をしなければいけない日が来るかもしれません。

ただ、長時間の睡眠不足により、情動関連領域(扁桃体など)の活動が、慢性的に増加してしまうとされています。

つまり、

  • 「慢性的に」
  • 「イライラして」
  • 「寝つきが悪い」

という最悪な状況になるのです。

しっかり寝ましょう

当たり前の結論になりますが、睡眠はしっかりととりましょう。

以下のサイトなどでいろいろな寝具は手に入ります。

「眠くなったらすぐ寝る」くらいの気持ちで、毎日を快適に過ごしましょう!

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