医学生の解釈(ブログ)

学生が医学部に入って得た視点など。医者の世界をのぞいた非医療人のブログ。

歯骨供養について考えた~歯の価値と象徴的意味

今日は、真面目な文章です。

僕が昔考えた、

少し文系チックな話を書きます。

テーマは「歯骨供養」です。

では、どうぞ

 

イントロ~歯骨供養とは何か

歯骨供養ってしってますか?
亡くなった方の歯の骨を納棺せずに、とっておいて、

お寺なんかに持っていくのです。
歯がない人の場合には、入れ歯とか
あごの骨辺りで代用します。

 

ここで思いました。

何で歯骨なの?

今日はこれについて考えたことを書きます。

 

なぜ歯骨なのか?

なぜ歯骨なのか?
この答えとして、4つの理由を考えました。

  1. 歯骨の大きさの丁度よさ
  2. 歯の骨は素人でもすぐ見つけられる
  3. 歯の象徴性
  4. 歯への考え方

以上4つです。 

この4つについてもう少し書いていきます。

 

歯骨の大きさ

歯骨の大きさについては、その丁度よさが挙げられる。

例えば、全く知らない人が、

人の骨を持ち歩いてたら怖い。

骨というものは「死」や「ケガレ」を連想させるものなのだろう。

だから、怖い。

 

そのため、持ち運ぶに際して、

あまり大きなものはふさわしくない。

大きい骨、例えば、大腿骨などを堂々と持ち運ぶのは、

ケガレを日常に持ちこむことになりかねない。

持ち運ぶ際には、見ず知らずの人に、

死を連想させてしまう。

それは大変によろしくない。

 

逆に小さい骨、例えば、耳の骨などでは小さすぎて不便です。

持ち運びに細心の注意を払うことになります。

袋を開けたら、あれ?ない?

なんてなったら大問題。

その観点からは、歯骨はほどよい大きさともいえるのではないでしょうか。


歯骨の見つけやすさ

歯の骨は見つけやすいです。

ガイコツを見たとき、真っ先に目に入り、

判別がつき、取りやすいものは歯骨です。

たとえ、耳の骨がいくら持ち運びやすくなろうが、

耳小骨はパッと見で目につかない。

 

その人を象徴する「顔」

その顔で一番わかりやすいのは

歯の骨な気がします。

 


歯の象徴性

まず、動物の歯を見たとき、

その歯の持ち主の動物が

肉食か草食かなどは容易に想像できます。

例えば、肉食動物の歯はぎざぎざしていて、

草食動物の歯はのっぺりしています。

 

古代の動物などを調べるときに、

その生活様式、食べ物などは、

歯の形から推察することなどは有名です。

歯はその持ち主の生活を反映しているといえます。

 

そしてまた、

歯は生活様式を象徴すると同時に、

生命の象徴にもなるのではないでしょうか。

生命が外部からエネルギーを得るときには、

歯の咀嚼が必要不可欠で、

歯の重要性ははかりしれません。

 

逆に歯がないと自然界では生き残ることは難しいです。

「歯を失った動物は生きていけない」と言うほどです。

つまり、歯は「生命」、

または「生命が持つエネルギー」を象徴しているといえます。

 

実は夢占いなどでも、歯がエネルギーの象徴だったり、

夢で虫歯が抜けるのは

厄災から逃れる意を持つことが知られています。

やはり、「歯=エネルギー」と言ってもよいでしょう。

 

そのような歯を、お寺に持っていくのは

なんとなく、気持ちとしてわかるのではないでしょうか?

骨をただの故人の肉体の一部としてではなく、

故人の面影、生活、エネルギーなども

多少は歯骨にのせることができるといえそうです。


歯への考え方

人間の歯への考え方だが、

人間にとって歯は抜けるものと捉えることができる。

特に古い時代を見れば、

永久歯も年齢と共に抜けて行ってたであろうし、

乳歯などは当然、永久歯に生えかわるときに抜ける。

 

骸骨から堂々と大腿骨を抜き去ると、

死者に失礼と感じるかもしれないが、

歯は、いつかは抜けるものと考えれば、

歯骨を持っていくということへの抵抗は小さい。

 

まとめ

以上の4つの理由、つまり、

  • 歯骨の大きさの丁度よさ
  • 歯の骨は素人でもすぐ見つけられること
  • 歯の象徴性
  • 歯への考え方

これらの理由から、

骨をおさめる際には

歯骨でおさめることが慣習になっているのであると考えました。

めずらしく、読みやすい文章をかけた気がします。

僕はこういう、文化とかについて考える方が好きかもしれません。

また、機会があれば、書かせてもらいます。

 

にほんブログ村 大学生日記ブログ 医大生へ